2018年7月26日木曜日

「やまゆり園」事件から2年

時の経つのは早いものだ。相模原市の障害者施設やまゆり園で、植松聖被告が入所者の障害者19人を殺害して、本日(2018年7月26日)で2年が経った。19人という人数に恐ろしいものを感じる。しかし、世間ではあまり話題になっているようには思えない。やはり、知的障害者のみを殺害したという事実が、何か大っぴらに話題にできないのではないか。旧優生保護法という法律が1996年まであった。これは、知的障害、精神疾患は本人の同意がなくとも、不妊手術を強制された法律だ。この優生思想(優れたものが価値があり知的障害者や精神異常者は価値の低い人間とされる)と植松被告の考え方は、ある意味一致している。勿論、殺人は厳正に裁かれなければならない。しかし、植松被告自身が、医者により人格障害が認められ、その責任能力は検察と弁護側で今なお争いがあり、公判日程は、未だに未定である。


2018年7月24日火曜日

1973年の山形

熊谷で、7月23日、約11年ぶりに国内最高気温の座を高知四万十市から奪還した。
その気温は、41.1度。お気の毒としか言いようがない。アスファルトの上で座って看板を持つ人は、大変だ。アスファルトの地熱は、目玉焼きが焼けるように熱い。しかも国道16号の交差点の中心なので、車が止まると排熱がすごいのだ。それは、さておき7月25日は、かき氷の日だそうだ。725で夏氷の語呂合わせになるのと、1933年7月25日、山形県で当時の最高気温となる40.8度を記録したからこの日を選んでいるらしい。その記録、2007年まで74年間守られた記録で、山形は暑いという記憶がある。我々の世代は、暑いと言えば山形なのである。実際1973年山形に行ったときは、電車から降りたら物凄く暑かった記憶が蘇る。帰宅時原因不明の腹の体調不良に苦しみ、父親に自転車で、鶴瀬病院に連れて行った貰った思い出がある。この場を借りて父親に改めて感謝しようと思う。ありがとうございます。


2018年7月19日木曜日

参院定数6増の公職選挙法が成立

18日に自民公明の賛成多数で、参院定数6増の公職選挙法が成立した。野党は反対したが、与党側は、自民の船田元氏が採決を棄権し造反した。船田氏はフェイスブックに「選挙制度はすべての政党や候補者にとって共通の土俵作りだが、今回は多くの政党が反対する中での採決で、拙速のそしりを免れない」と投稿。「理由の如何(いかん)を問わず、定数増は国民に理解されない」とも記述した。船田氏は17日、党執行部に党衆院議員総会長の辞任願を提出している。  しかし、船田氏の勇気は買うが、与党で棄権が一人だけとは、お寂しい限りだ。

2018年7月11日水曜日

クロード・モネ展 

横浜美術館で、7月14日から9月24日まで、クロード・モネ展 「モネ それからの100年」が開催される。モネと言えば日本では西洋美術館の水連が有名だが、水連だけでなく、初期から最晩年までの25作品の絵画、また影響を受けた画家や写真家の作品も展示される。日本人は、本当にモネが好きだなぁー、とつくづく思う。