アル・ゴア氏は、クリントン政権時代の副大統領で、2000年には、大統領選に出馬して、得票数では、勝利したにも拘わらず、マイアミ州の混乱で当選を逃した人物である。環境問題(特に地球温暖化)に詳しく、警鐘を鳴らしている。ブッシュ氏が大統領にならず、アル・ゴア氏が大統領になっていたら世界は、変わっていたであろう。9.11もなかったかも知れないのだ。
「不都合な真実」では、地球温暖化を取り上げ、自ら主演している。
今回の『未来を語る』原題 The Future では、温暖化以外のテーマについてゴア氏が警鐘をならしている。
ゴア氏は、世界を動かす6つの要因として、以下の6つを問題提起した。
1、グローバル経済の台頭(アース・インク
2、地球全体に広がるデジタル通信、インターネット、コンピューター革命
3、世界における政治・経済・軍事力のバランスの劇的な変化
4、人口、資源消費量、汚染などの急増による、表土、淡水などの持続可能でない喪失
5、バイオテクノロジー、遺伝子、神経科学、生命科学の革命
6、人間文明のもつ力と地球の生態系との関係の根本的な崩壊
作家の江上剛氏は、ジャーナリズムや企業の企画に携わる人は必読じゃないか、と語る。
550ページとボリュームがあります。
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