2018年4月29日日曜日

南北朝鮮が対話

韓国の大統領、文在寅氏と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、27日、南北軍事境界線のある板門店で会談。核のない朝鮮半島を実現する板門店宣言に署名した。
世界のマスコミは、好意的に伝えた。
しかし、しかしですよ。つい一年ほど前には、実兄の金正男氏を暗殺したばかりだ。
数年前には、叔父のチャンソンテク氏も処刑している。
大変な独裁者の顔を持つことを忘れてはならない。
また、ある情報によると金正男氏を殺害を指示したとみられる北朝鮮籍の9人も口封じのために処刑されたと言う。とんでもない独裁体制である。ここで、思い出されるのがリビアのカダフィ大佐である。
彼も独裁者で核を放棄して、経済制裁を免れた。彼のその後は知る通りである。正恩氏も相当地位と金に溺れ、しかも相当の小心者と聞く。周辺に守られて、自分一人では何もできないのではないか。アラブの春のような民衆蜂起が北朝鮮で起きる可能性は十分起きうる。核を放棄したら、それは金正恩体制の終わりのプロローグを意味する。

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