2018年4月2日月曜日

戦闘員、中東からアフリカへ

イスラム国ISISは、シリアやイラクで急速に勢力を弱めた。そして、日本でも北朝鮮問題もあり、アルカイダ等過激派集団の報道は、ほとんどされなくなりつつある。そんななかで、イスラム系過激派は、トルコで武装訓練を受け、ブルキナファソ、マリ、ニジェール、リビアといったアフリカ北部西部の国に、その活動を移しつつあるという。リビアでは、カダフィ大佐が失脚し、国内の治安はいまだ回復していない。ブルキナファソ、マリ、ニジェールといった国々も国内情勢は不安定だ。スーダンはビンラディン氏が1990年代に潜伏したことでも有名な、過激派に寛容な土壌もある。彼らはこれらのアフリカの国々で力を貯め、その矛先を欧米に向けると言う。アメリカに盲目的に追従する日本も決して他人事ではない。



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