2015年3月1日日曜日

辺野古で反対派2名拘束

2月22日、キャンプ・シュワブのゲート前で、普天間基地移設に反対する沖縄平和運動センターの山城博治議長を米軍が雇っている警備員のうちなんちゅーが、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで、拘束した。
米軍に雇われた日本人警備員の私人逮捕である。
昔から、占領地を統治するには、協力的な現地人をもって統治するのが簡単であるという法則があるが、米軍はまさにこれを実行したのである。
これは、日本政府の思惑が強く働いていると私は見ている。アメリカの政治家(主に民主党の議員)にも、普天間を辺野古でなくグアムに移転すべきであると思っているといる人が少なからずいる。今回の拘束という強硬手段は、阿部政権のやり方を見ていると、日本政府の思惑が強く働いていると見るのが普通だ。そこまでして、日本政府は、沖縄の民意を無視して、米政府に気を遣うのは、一体どういう了見なのであろうか?昭和20年の沖縄戦は、本土決戦のための米軍を消耗させる時間稼ぎという考えが今だにあるのだろうか?
本土では、他人事としてあまり話題になってないが、安倍首相の翁長沖縄県知事への態度は、まさに植民地支配そのもに思えてならない。このまま、辺野古移転を強硬したら、かえって米軍のほうが、困惑するのではないか?私には普天間飛行場が固定化されてしまうように思えてならない。






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