2019年4月4日木曜日

元号フィーバーに浮かれてはいけない

新元号「令和」が、4月1日、政府から発表されました。マスコミ(TV、新聞)は大々的に取り上げています。しかし、元号というものは実生活では、大変不便なものです。私は、物事の年代を考える時は、西暦を使っており、多くの人もそうだろう。例えば台湾でしばしば使われる民国紀元がある。これは、中華民国が成立した1912年を紀元(元年)とする紀年法である。中華民国暦(ちゅうかみんこくれき)、略して民国ともいう。西暦(キリスト紀元)との差は1911年で、民国年に1911を加えると西暦年、西暦年から1911を減ずると民国年となる。西暦2019年は、中華民国(民国)108年である。台湾に旅行に行ったときは、WIFISIMカードを使う訳だが、電話会社に申し込むときに自分の生年月日をこの中華民国歴で記入される。外国人にはどうしても滑稽に映ってしまうのだ。これと同じ事が日本の元号にも言える。すでにパスポートは西暦を使っている。元号を使ったらいかにも不便。住民票や自動車免許証などの年号はいまだに元号使用だ。私にはどうしても滑稽に写ってしまう。もはや元号は、直接の生活に使うべきものでなく、文化財として取り扱うのが適当だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿