2018年10月25日木曜日

安田純平さん3年4か月ぶりに開放。

2015年6月にシリアで、行方不明になった、ジャーナリストの安田純平さんが、14日カタールとトルコとの共同作戦により、解放された。トルコのアンタキヤの入管施設で本人と確認された。解放には、カタールが300万ドル支払ったとされ、日本政府は、積極的には係っていない模様だ。日本政府のシリア渡航禁止勧告を批判していたこともあり、日本政府は、この件に関しては、殺害されても自己責任とする考えを暗に示していた形だ。タイで、少年らが洞窟に閉じ込められた件では、その後救出された少年らは、英雄になっており、日本との乖離は大きい。後藤健司さんの件では、日本政府は見殺しにしており、かつての福田政権の「人命は地球よりも重い」といった考えからは、自己責任論を押し付けており、2004年頃からこの考えは顕著になっている。安田純平さんは、帰国を歓迎されるべきだし、もしそういう風潮が否定されるなら、日本は、サウジアラビアと同じ独裁国家の一員と言われても仕方あるまい。



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