2014年3月21日金曜日

プーチン大統領、クリミアの編入を表明 日本の領土戦略の変更を余儀なくされる危険性

ロシアのプーチン大統領は18日、ウクライナ南部クリミアをロシアに編入する条約に署名した。
プーチン大統領は、上下両院議会の合同会議で演説を行い、クリミアで16日実施されたロシアへの編入の是非を問う住民投票で、クリミアとロシアの再統合を望む声が圧倒的多数だったと指摘。「クリミアは、われわれすべてにとり歴史的な重要性を持つ」とした上で「国民の心のなかでは、クリミアはロシアといつも不可分の存在だったし、いまもそうだ」と語った。
議会は今後数日以内に、条約批准に向けた手続きを開始すると見られる。

元外務省主任分析官の佐藤優氏の見立てはこうだ。
すなわち、『今後、日本としては北方領土返還戦略を抜本的に変化させなければならない。仮にプーチン政権が、北方四島の日本の主権を確認し、歯舞・色丹の二島を、日本に返還させ多場合でも、その後北方領土に居住するロシア系住民が、住民投票でもう一度ロシアに編入を可決した場合、ロシアが力を行使して北方領土をロシアに再編入する危険があるならば、交渉を行う意味がなくなってしまう』
クリンスカヤとしても、非常に心配であるのだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿